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「RAINMAKER」が新たな展開を発表。2024年秋冬シーズン以降のコレクション発表の場をパリへ。


RAINMAKER(レインメーカー)は新たな展開を迎え、2024年秋冬シーズンよりコレクション発表の場をこれまでの東京からパリへ。1月18日〜24日に、DEJIMA SHOWROOM PARIS にて展示会を開催する。

2024 Autumn & Winter Collection
24AWでは1920年代の東西史を横断し共通する意識への考察を行い、その中で日本における「直線断ち」や「民藝運動」、西洋における 「アール・デコ」や「抽象画」に着目。平坦で直線的に構成される和装における裁断法と、単純な直線と曲線、幾何学的形態に特徴づけられるアール・デコ様式は、共に本質的かつ普遍的な「美」を有する。この合理的で美しい「普遍美」は先人たちの知の集積とも言える生地を余すことなく有効利用する裁断法や単調なフォルムとライン構成によって表現されており、RAINMAKERの本コレクションにおいても随所に取り入れ構成された。
本コレクションの象徴的なテキスタイルは画家・河合浩氏との協業によるオリジナルの図案を採用。「画面に浮かび上がるものを逆らわずに掴み取り、なんでもない線や形をそのまま受け止められるようなものが描きたい」と語る氏の無為のアートワークから 民藝性を感じ取ることができる。また1920年代にヨーロッパで流行した、ダンスの際に動きに応じて輝きを放つビーズやスパンコールなどの衣服の装飾に着想を得て、京都西陣織や革織物を用いながらタキシードウェアもコレクションを象徴するアイテムとなっている。


発表方法は1月17日12:00 (日本時間 同日 20:00)にRAINMAKER オフィシャルYouTubeチャンネルにてショームービーが公開される。
Director: Taro Mizutani / Stylist: Hidero Nakagane

 
RAINMAKER
デザイナー:渡部宏一
京都を拠点に2013年にスタート。テーラードを主にしたトラディショナルなスタイルをベースに東洋、西洋の様々なカルチャーや モードを横断的かつ現代的に解釈し、そこに合理性やテクノロジーを加えたリアリティあるスタイルを提案する。

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